ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

ん?カウンターラインってなんだ?

音楽の指導試験の勉強を昨日3時間くらいやっていました。2時間くらいは「楽典」という本を読んでいたのですが、これはフランス語でやったことがあるのですらすら読めて、120ページくらい終了。例題で間違えたものはリステーゾテンポの問題だけでした。指揮棒がないとそれ分からないよ。


知らなかったことで覚えたこと:同主調(ハ長調ならハ短調)、並行調(ハ長調ならイ短調)、属調(ハ長調ならト長調)、下属調(ハ長調ならヘ長調)を合わせて近親調という。そういういい方はフランス語では何と言ったか忘れてしまいましたが、これらが、「共通の音が多い」ということで「近親」ではあります。「近親」という言い方をするんですね。


楽譜を見て、曲の調性が何かの判別の仕方が6種類くらいあるんだそうですが、私はそこはすっ飛ばしました。そんなことしなくても、楽譜見て、頭の中で音を再現できれば何調かはわかるのです。理論的にその6種類は意味があるらしいですが、試験問題では、「この曲は何調ですか?」としか聞かれないので、知らなくてもいいかなと。


それから、試験問題を見ていたら、メロディにベースとコードをつけなさいという問題がありました。これはできる。だけど、コード進行法の問題に「メロディーにふさわしいカウンターラインを書きなさい」というのがありました。


回答を見てみると、いわゆる合唱とかの中声部、オーケストラのヴィオラパートが演奏しそうな裏メロディーというか、第2声部というか…そんな感じだったのですが、私が適当に作ってみても、解答を見るとどうも違っている。はっきりした規則はわかりませんが、「和音の主音からは始まらない」「特徴や変化のある音を入れる、例えばD7なら7番目の音であるド♯はなるべく使う」「前後で音をあまり飛ばさない。ド→ソとかは飛ばない」「主旋律に使われている音は使わない」という感じで作っているんですが(オーケストラの中声パートや合唱のアルトパートなどのまねをするとそうですよね)、解答を見るとどうも違う。


これは今度聞いて来ようと思います。解答を見てカウンターラインの作り方は大体わかりました。私が間違えるのは、ヴィオラだったらどう弾くとか、余計なことをかんがえるからですね。コード1つにカウンターラインの音は一つ、という風にすればいいわけです。


パッヘルベルのカノンの最初の主旋律は
ファ♯ーミーレード♯ーシーラーシード♯
ですが、これのベースは
レーラーシーファ♯ーソーレーソーラ
となります。
このコードを取っていくと
DーAーBmーF♯mーGーDーGーA
となるから、これにカウンターラインを入れるとしたら、
ラーラーシーラーソーファ♯ーソー三
というカウンターラインは正解の一つではありますが、規則通りに行くと
ラード♯ーレーラーレーファーレーミ
となるわけです。でもこれだと音が飛びすぎなので、カウンターラインにはならない。
うーん。どうやって作るんだろう。


今まで習ったことも見たこともなかったので、いきなり過去問開いてびっくりしています。
まあ、一回これについて誰かに教わって来ようと思います。


ところで今日は病院に行ってきました。もう心が折れそうで、ガチガチになってしまって、としんどい状況を訴えたのですが、薬で何かするというレベルじゃないと言われてしまいました。休養を取る、短時間勤務にする、テレビを見る、そういうことをしなさいと言われてしまいました。そんなんいうても月末に学会の締め切りやし、音楽の勉強もせなあかんし!!


まあ、先生の言うことは確かですね。自分で自分を治していくことを覚えないと、バランス取れなくなりますからね。薬を使うような場合は、薬じゃないとどうしようもない場合のみでしょう。


明日は土曜日。フリーの一日です。音楽の勉強をするのに五線譜を持っていなかったので(立派なのはあるのですが、問題集レベルのいたずら書きをするのはもったいない)五線譜ノートを近所の文具店で買ってこようと思います。


さてご飯ご飯。

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