ジョージア料理
ジョージアと言ってもアメリカの州ではありません。最近までグルジアと呼ばれていた国の料理です。ロシア料理です。
今日はそれを食べてまいりました。
ロシアのビールに、グルジア料理。ダイエット中の私でも炭水化物少な目で、大変おいしゅうございました。
特に美味しかったのが、ハチャプリという、ピザみたいなおやきみたいなもの。中にとろーりチーズがたっぷり入ったパンという感じでしょうか。トッピングとかは特になくて味はチーズだけなんですが、皮はぱりぱりしていて、チーズはとろっとろで、おいしいのなんの。ぺろりと一皿食べてしまいました。おいしかった~。
写真撮ってくればよかったんですが、料理を食べに行って写真を撮る習慣がないので、残念ながらありません。ネットでググってください。
メイン料理はひな鳥のローストで、これも皮がパリッパリで、中身はジューシー、食べきれないほどの量を出してもらったと思ったのですが、3人であっさり食べられてしまいました。
摂取した炭水化物はハチャプリのみで、それ以外は肉料理ばっかりだったので、ダイエットにもあまり響かないし、大変すばらしい料理で満足です。
久しぶりに研究分野の親友と楽しい時間が過ごせてよかったです。それぞれに悩みを抱えながら、一所懸命日本や世界の科学のために頑張っている仲間がいるんだなと思うと、大変心強いです。
締めのジョージアコーヒーが、またこれが甘くて。デザートを考えましたが、このコーヒーでいっぱいいっぱい。
最後にコーヒー占いをやりました。ソーサーをカップの上に置いて、それをひっくり返して、出てきた絵の形で占うんだそうです。私は道の形状が出てきたので、これはさらなるステップアップを示すのだそうです。
幸先よさそう。新しい分野で頑張ろうとしているから、そういう占い結果なら信じます。
今読んでいる本で、中世ヨーロッパの知識階級のことが出てくるのですが、彼らは「好奇心」を良くないものととらえていたというのは驚きです。私なんか好奇心に負けて何でも調べたり読んだり実験したりしてしまいますが、それって、中世ヨーロッパ少なくともキリスト教会の中では悪だったんですね。
それがだんだん認められてきたのは、大航海時代に大量の知識(未知の世界の動植物や人間の生活)が入ってきて、活版印刷で広められてからだそうです。それまでは、好奇心は忌まわしい罪だったのだそうです。
それは旧約聖書中の記述にこうあることから始まっています。
「お前の力に余ることを理解しようとするな。また、手に負えないことを探求しようとするな」
うわー。私中世ヨーロッパに生まれていたら、ガリレオになったか、大罪人になったかのどちらかですね。教会の掟の中では生きられない。まあでも私カトリックなんですけどね。旧約聖書の中にあるということは、ユダヤ教も、イスラム教もそうだということなので、私は世界の大部分で生きていけなかったでしょうね。現代に生まれてよかった。