ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

準備OK、英語以外は。

学会の準備、完了。ポスターも無事に印刷できたし、不明瞭な引用や参考文献も一通りセットにしてまとめて持って帰ってきました。それに加えてネイチャーのレポートを一本読んで、日本の我々の業界が海外からどのように捉えられているかということも頭に入れて。


ほっ。あとは当日どんな人が来ても…しまった、英語の練習するの忘れた!


学会の発表言語は英語なんです。外国人をたくさん招待しているし、東京で英語で発表が聞けるというのでアジア圏の方が多く参加しています。私、英語話せません…。ハローって言われてボンジュールと答えます。相槌はOui(はい)、Je vois(そうね)、D'accord(わかった)、Voila!(ほら!)、Bien sur!(もちろん!)ですね。いい加減英語使えるようになりたいんですけれど…。


日本で学校教育を受けた日本人の言語脳っていうのは、基本的に2分割されているらしいのです。
言語脳の分割できる時期は15歳までに決まってしまいます。そこで分割できなかった人(英語の勉強をしなかった人)は、そのあと外国語をやろうと思ったらものすごく苦労します。文章の構造が違うので、立体的な文章構造を15歳までに学んでおかないと、大変苦労します(実際インターで教えてて私が実感したことでもあります)。日本の英語教育が中学生からというのも、一応、理にかなっているんです。で、15歳までに日本人は英語教育を受けて、英語を刷り込まれる。まじめな子たちは英語を一所懸命勉強してしまう。そして言語脳は日本語と英語に2分割されるわけです。
この2分割された英語側の部分が、私の場合フランス語にすっかり書き換わってしまったんですね。
理想的には、60%日本語脳、20%フランス語脳、20%英語脳と行きたいところですが、そういう分割ができなくなってしまってからフランス語を入れたから、英語が押し出されてしまって、フランス語が定着、一時期は数を数えるときに日本語では数えられないくらいフランス語脳の容量が多くなってしまったこともありました。


ちなみに一部のヨーロッパ人は、15歳までに3つくらいの言語は習得するので(確か中学校で第二外国語が入ってきたと思います)、多言語話せる人は多いようです。高校では完全に第二外国語がありましたね。他言語に対して壁が低いんです。新しい言語に出会っても、物おじしない。日本人は英語で外国語の厳しさを叩き込まれているから、ほかの言語に出会ったときに、壁の高さをひしひしと感じてしまい、習得するのは結構難しいようです。パリにいたときも、英語はペラペラだけれどフランス語がちっとも覚えられない人が結構いました。


そんなわけで私の言語脳にすでに英語がないので(読み書きはできるんですが)、英語で質問されても困るんですよね。日本語かフランス語で質問してくださいって貼っておこうかな。


読書、昨日は進みました。やっぱり回復してるんですね。一気に50ページくらい進んで、やっと内容が把握できました。それまでは毎日読んでいたのに登場人物を把握できていなかったんですね。誰が男か女かそれ以外かもわかっていなかった(ゲイバーから始まる話なので、男と女とゲイが出てきて、名前と言葉遣いがごっちゃになって全く入ってこなかったんですね)。やっと固まっていた脳みそが動き出したみたいです。本がつまらなかったのではなかったようです。


ご飯もちゃんと食べました。お昼は燃焼スープと鶏肉、夕飯はチャーハン。薬の離脱症状にお米がいいと聞いてチャーハンにしたんです。めっちゃ炭水化物。炭水化物減らすダイエットしてたのにね~。


まあでも少しずつ回復しているからいいんです。
あーでも久しぶりに一人前の量食べたのでお腹いっぱいで苦しいです…。


回復に貢献したのは実は「こち亀」のアニメ放送で。あれだけすごいことをやっていて怒鳴られまくっているのにくびにならない両津すごすぎです。両さんに比べたら私なんかかわいいもんです。っていうか両さんだけじゃなくて個性的なキャラ多すぎでしょう。元気になるまでテレビシリーズ(アマゾンプライムで見られます)全部見てしまおう。


皆様に素敵な週末が訪れますように!
私も明日はだらけますよ~だらけるってフランス語でネグリジェっていうんですよ~。


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