ひまわり畑を夢見るブログ

40歳以上独身女性です。2016年1月、乳がんとの診断。でも仕事を辞められない、いったんやめたらもう戻れない研究職です。仕事と病気と第2の職である音楽とうまく付き合って必死で生きていく生活記録です。

楽天的VS悲観的

がん宣告をされてから、頭の中真っ白で、仕事が手についていなかったのですが、正しくは真っ白というよりは、いろいろなことがぐるぐる回っていた、という感じです。仕事がどうなるのか、楽器は弾けるのか、今年の演奏会はみんなキャンセルしなきゃとか、乳房がなくなるのかとか、そんなことかんがえて、悲観的になっていたのです。

が、そんな一方で、楽天的な自分がいました。それは、手術を楽しみにする自分です。たぶんたいした手術ではないだろう、でも入院できるうれしさ。仕事を全て投げ捨てて病院という研究の入り込めない場所に篭城できること。パジャマもって、フランス語の本もって、読んでなかった漫画もって・・・。


こんな風に楽観的楽天的に考えているかと思うと突然悲観的になったり、時には並行してそれらの感情が自分を二つに引き剥がそうとして、あれやこれやと心が落ち着かず、書かなければいけない学会の予稿もかけていませんでした。


昨日はガラコンサートの練習があったので、そこでがんのことを忘れて、その晩初めて知人にがんのことを詳しく話した、というかメールしました。

そのことで、だいぶ心が落ち着いた。

今、あたふたしたところで仕方ないんだ。

ステージ4の可能性があるといわれても、まだそれはわからない。

あさって、新しい医者に行くので、そこで先生とよく話し合って、ちゃんと検査を受けた上で、治療方針を決めて、決められた治療をこなしていくしかないんだ。


知人へのメールで一番語ったのは、抗がん剤治療と仕事の両立、抗がん剤の怖さでした。これも、治療方針が決まって、仕事先に知らせてみないとわからない。だから今何してもしょうがないんです。出来ることといったら医療用ウィッグのHPでも見ることですかね。


とりあえず今出来ることは、いずれ抗がん剤治療にはなるので、3月以後の音楽活動を全てキャンセルしてしまいました。多くの方にご迷惑をおかけすることになりますが、抗がん剤治療中に演奏に専念できるほど元気だとは思えないのです。


今、まだショックは大きいけれど、ショックで仕事が手についていないのは、良くない。全ては新しい病院にいくまで棚上げしておこう。


治療費を見積もっておく

前回の疑問


エストロゲン受容体は出てくるけどプロゲステロンはでてこないなあと思っていたら、

「エストロゲン受容体かプロゲステロン受容体(エストロゲンの働きによってつくられる受容体)の少なくともどちらか一方があれば,「ホルモン受容体陽性」といい,ホルモン療法が有効な可能性があります。」ということでプロゲステロン受容体はエストロゲンの働きによって作られる、受容体なのだそうです。結局エストロゲンが仕事しているわけですね。


さて、今回は、治療費の話。

がんかな?となったら検査費用治療費さまざまかかりますね。

亀田京橋クリニックはカード払いOKだったので、助かりました。生検のときに2万2千円くらい取られましたから。私の財布にそんなにお金入ってませんし。


検査でどのくらいかかるかわかりませんが、今まで受けた検査

・超音波エコー

・マンモグラフィ

・MRI

・生検

生検が一番高かったけどあとは一万円以下でした。

これから受ける検査

・CT(肺と肝臓)

・骨シンチレーション(これは高そう・・・)

ですね。それを除いて、がんを治療するのにどれだけお金がかかるのか。


がん治療費.com

http://www.ganchiryohi.com/index.html

というのを見つけました。

全体でかかる金額がわかります。手術入れて1年目で私だったら55万(保険適応)くらい?ちょっとやすいかな。


しかしがん保険に入っていなかった私としては、痛手です。成人病入院保険は入っていたのですが、がんと診断されたら20万、手術10万ですからね、その代わり入院一日2万円もらえます。長く入院しよう。がん保険は本当に大事です。がんって、かかってとっておしまいじゃないですから、いつ再発するか、転移するか、一生付き合っていく病気ですから。


治療法は、先生と話し合ってみないとわからないけれど、いろいろな人のブログを読んだり、調べたりした結果、乳房温存したいので、先に抗がん剤で小さくして手術、そのあと放射線治療がいいんじゃないかと思っております。いやなのは全摘出と、リンパ浮腫。私は音楽家なので、ヴァイオリンが弾けなくなってしまいます。そんなのいやだー。


生検の詳しい結果が出ました

電話での報告でしたが、もう本当に今日は一日何も手に付かなかったので、電話を見つめて予定時刻が来るのをじっと待っていました。チャイムの音が鳴っているときに電話をして先生にホルモン受容体がどうだったかをお聞きしました。


エストロゲン 95%陽性
プロゲステロン 100%陽性
HER2 0%陰性


という結果でした。
つまり、ホルモン剤の治療は効果が見込まれるということでした。


あれ、と思ったのは、乳がんのサイトを見ていると、エストロゲンのことは良く出てくるし、先に紹介した「ガイドライン」にもエストロゲンの記述は出てくるのですが、プロゲステロンについてはかかれていなかったな・・・・。プロゲステロン阻害薬みたいなのがあるのかな…これは調べてみないとわかりません。


しかし皮肉なもので、女性が女性であるためのホルモンが両方とも乳がんにレセプターを持っているなんて・・・私は年齢的にそろそろ閉経なのでどちらも減ってくるはず。


さて、こうしている間にも学会の予稿の締め切りがやってきます。
まったくまったく真っ白、頭に何もない。ここしばらくがんが心配で研究を進めていないからなおさら何もかけない。学会は5月なので、たぶん抗がん剤治療中で学会にいけるかどうかもわからない、いやそんなこといっちゃいけないですよね、抗がん剤治療中でも仕事を続けるには、たとえ吐き気がひどくても貧血がひどくても髪の毛がなくなっても、仕事は行かなきゃ行けない。


さて、次は、学会の予稿をだした次の日に、新しい病院にいきます。そこで骨シンチとCTの予約をとっておそらく全身に転移があるかどうかを調査します。なんかいやな予感なんですよね、きっと転移あります。こういう予感は当たるんです。それがわかって治療方針が決まるのが2月半ばから終わりにかけて。その頃に、親と仕事先にカミングアウトしよう。