ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

今日は涼しかった。冷房つけませんでした。

今日は比較的過ごしやすかったです。扇風機一台で仕事できました。
仕事は進まず。一瞬うまくいった!と思ったら、いってなかった~~がーーん。


いろいろ問題はあるんですけどね。


お昼休みに、粗大ごみのチケットをもらいに町役場に行ってきました。東京にいたころは、粗大ごみチケットはコンビニで売ってたんですが、この町はそういうことはしない。幸い自転車で10分くらいのところに役場があるので、カーテンレール(一つは普通ので、もう一つは昭和初期の、なんだかごついやつ)を捨てるので、1本100円につき3本で300円。


帰ろうと思ったら、私の駅から池袋までの特急料金を、最近越してきた人には援助するというチラシを発見。聞いてきました。最近帰りが遅いと特急ばかりなんですが、370円だったかな、そのくらいお金がかかるんです。でもそうすると、池袋から家のある駅まで1時間で行けるんです。援助があるならラッキー!3年間支援してくれるんだそうです。これも町に人を呼ぶための政策のうちだそうです。


書類をもらってきました。来週出勤時に総務に行って書類を書いてもらうとしましょう。


午後も仕事はうまくはかどらず。仕事したくないけれど、できていなかったらやっていないことにされていまい、通勤になってしまう。それは避けたい。
今日も嫌味なことをチクチクと言われて、仕事を終わらせてしまいました。
いびりというのもパワハラになるんでしょうか。「そんなこと出来て当たり前ですよ」とか言われて、はいそうですか、って別にいいですけどね、私は国研にいたんだから知らないことがあって当たり前じゃないですか。それをさも知らない私を馬鹿にしたような言いぐさ。カス上司はやくやめてしまえ。


早く美しい音楽に包まれたいです。

だらだらしたい~力抜きたい~暑さ我慢。

社長発表から昨日は急いでデータ解析、たまには論文を読んでだらーーっとしたい。調査したい。そんなことを想い、午前中は仕事嫌だいやだとカーペットの上をごろりごろりとしていやいやしていました。


何か食べたい。最近太ったからまたダイエットしなきゃいけないんだけど、何というか、欲求不満がたまりにたまりまくってるんですね、昨日はピアノ弾けなかったし。なんだか何事も嫌になってしまって。


気分に波があるんでしょうけれど、今日の波はでかかった。サーファーが挑みそうな波だった。


いやだーいやだー仕事したくない。カス上司の成果になるような仕事したくない~~。


そしたら、5月入社の女神さまがメールをくれて金曜くらいに話しませんかと来たので、一気にやる気を出して、来週火曜までに解決すればいいこと、解決しちゃったよ。我ながら天才。一応筋通っている。10分。たいていの人が1日か2日かけてやることを10分で終了。明日はもっと進めて、頑張ろう。


今日も暑さ我慢です。新しい扇風機が届きました。まだ箱から開けてません。
明日はお昼にスーパーに行ってビールとジュースと買ってこなければ。アマゾンのプライムデーになったら箱で買いますが、そこまでのつなぎです。今買うよりプライムデーで買ったほうが安い。


欲しいリュックがあって、先日MOZっていうトナカイのかわいい北欧のブランドの黄色い財布を買ったのですが、これにピッタリなリュックを見つけました。残り1品だけど賭けですね、リュック買っても使えないだろうけれど、プライムデーまで待って、ポイントたくさんつくまで待って、買いますよー。あと6日。


Amazonのポイントが1万3千円と、ギフトカードが5000円あるので、今回はリュックと、ビールと、DAKARAと、買いますよ~。合計1万円買えばいいわけですからね。


今日こそはピアノ。頑張ります。スクリャービン1回は通そう。

「和音の正体」船橋三十子

音楽の本です。
アマチュアや中高生で、音楽が好きだけれど、あまり詳しいことは知らない、メロディーやリズムに関する本は多いけれど、和音に注目した本を読んだことがない、そんな人に向けられて書いた簡単な本でした。


私はこの本の章に「スクリャービンの「神秘和音」」というのがあったので、即買いしてしまったのですが、いやいや大変に勉強になりました。


和音と言っても、音2つでも和音ができますが、性格付けができないので、この本では3つの音で和音と言っています。その成り立ちや仕組み(例えば5度からは1度に行きたがるとか、4度からも1度に行きたがるとか)和音の性格(トニック、サブドミナント、ドミナント)のこととか、カデンツァの事とか、まあこの辺は楽典でうっすらやったことがあったからわかるんですが。そのあとからが面白い。


バロック時代の和音がどうだったかとか。通奏低音の話とか、バロックと古典派以後の音楽の決定的な違いとして、バロック時代にはクレシェンドやデクレッシェンドがなかったこととか!!(これで私のバッハの解釈がすとんと落ちた!やっぱそうか!)。
宮廷(雇われ)作曲家から職業作曲家(職業作曲家の初めはベートーヴェンと言われています。オフィシャルなところにいかなくて良かったから、あのくるくるカツラをかぶっておらず、地毛だったんだそうです)、なんていう話も書かれていました。音楽史の勉強にもなりますね。


和声の崩壊、無調音楽の時代を経て、トーン、クラスターまで。


その次に、各作曲家が好きだった和音。その第一番目にスクリャービンが出てきたんですね。私は4度の重ね合わせが好きな人としか認識していなかったのですが、神秘和音とは、下から増四度、減4度、増四度、完全四度、完全四度の6音で成り立つ、特別な響きのある和音なのです。
ド#ファ#シ♭ミラレ、この和音はまさに後期ソナタにも頻繁に出てきましたし、スクリャービンが完成させなかったけれど後進の人が完成させた「神秘劇」のほとんどがこの和音で書かれています。くどいくらいに出てきます。ピアノソナタの10番によく出てきます。


他にも、ラフマニノフの好きな和音、ナポリの和音、ドリアの和音、ピカルディの和音、トリスタン和音(これを体感した時の感動!!)それから国ごとの和音について。


その後は、楽典的なことが乗っていました。中学生くらいにでもわかるものです。とても読みやすいです。音楽おたくの人で譜面が読める人に、中高生くらいでオタクな音楽マニアに、そして大人の私のようなマニアを超えてその向こうに突き抜けちゃった人の知識の再確認のために、とってもいい本です。これも衝動買いして2日くらいで読んでしまいました。


音楽史のことも書いてあって、対位法もチラリとありました。この辺をよんでも、私がパリで学んだ音楽史がぶわーーとよみがえってきて、教会音楽を感じた経験などが思い出されました。


とても価値ある本です。1980円です。
お勧め。


次は北欧神話の本です。