ひまわり畑を夢見るブログ

40歳超独身女性です。2016年1月、乳がんとの診断。でも仕事を辞められない、いったんやめたらもう戻れない研究職です。仕事と病気と本当の職である音楽とうまく付き合って必死で生きていく記録です

がんであったことを皆の前で言うこと

学会終了、これであとは火曜日の研究会が残っています。これから準備を始めるべく日曜出勤です。


先週は一泊旅行もあったし宴会もあったので、ダイエットはお休み。だからといって好きなものをたくさん食べているわけではなく、いろいろ調節しています。ダイエット休みなのでリバウンドしないことを目指していますが、もうリバウンドしてしまったようです。2キロ痩せるのに1ヶ月以上かかったのに、戻るのは一瞬でしたね。体重計に乗るのが怖いです。なので今週は体重計には乗らないでおきます。


学会中の宴会で、放射線治療まで終えているので久しぶりにビールを飲みました。抗がん剤治療中も放射線治療中もアルコールはだめだったんですよね。それでずっと我慢していたんですけど。
ビールってこんなに水っぽかったかなと思うほどすらすらと飲めてしまいました。おいしかったです。これから忘年会シーズン、おいしくビールをいただこうと思います。


がんだったことを、同じ研究グループの人の前で公表してしまいました。病気で仕事ができなかったと言い訳することは卑怯なことだと思うのですが、本当に上司に迷惑をかけてしまったので、その原因が私にあるということを言いたかったんです。
反応は薄かったですね。へーそれで。って感じ。中には大変だったねえと声をかけてくれた方もいましたが、病気で研究が遅れても知らないよって雰囲気でした。失敗したなと思いました。言うんじゃなかった。直属の上司も、「治療中だったんだから仕方ないよね」と口では言いますが、私の研究が進んでいないことでかなりいらいらしているようで、親しくしようとしても冷たいです。


仕事とがんは関係ないんですよね。長期休んでいたならともかく、ちゃんと来ていたんだから、仕事できなきゃおかしいわけで。研究発表で学会にも行ってるんだから仕事していて当然で、がんのせいで仕事が遅れたなんて単なるさぼりです。仕事できないほど辛かったなら何で来てるの?って感じです。病気だったことを公表したんじゃなくて、私がサボったことを告白した感じになってしまいました。


これから取り戻すために一所懸命頑張ります。年末年始は研究所が閉まってしまうので出来ませんが、年末年始の前後、忘年会の合間に頑張って仕事進めます。やりたくないこと、出来ないこと、みんな責任持ってやらなきゃいけないです。研究の世界はちっともやさしい世界ではないので、しっかり頑張っていこうと思います。


厳しいなあ。ほんと厳しい世界だ。どこもそうだと思うけれど、結果が出て何ぼの世界だからなあ・・・一所懸命やっていたなんていう過程は評価されない世界なので。


生き返った気分で、ばりばりやりますよー!!人の2倍3倍やらなきゃですよ!!
応援よろしくお願いいたします。


放射線治療終了!

今日で放射線治療が終わりました!
診察はまた1ヵ月後にあるんですけどね。治療自体は終わりました。


長かった。26日かかりました。一日も休まず通えました。職場が融通を利かせてくれたので大変助かりました。本当なら休職して毎日通うことになっていたかもしれませんが、お昼にぬけて、バスで病院に行って、2時ごろ職場に戻る、いなかった1時間分は勤務を延長するという感じで、時間調整をしていました。


でもやっぱり、毎日決まった時間ぬけるのは、仕事の効率的には良くないですよね。これからはバリバリ仕事しようと思います。
しかし夜11時半まで仕事してたら上司に怒られたので、今日は10時半くらいには帰ろうと思います。発表資料早く作らないといけないんですがそんな時間に終わるかなあ・・・。やることたくさんあるけど、頑張らなきゃ。上司が要求するレベルが私にとっては高いもので、それが実現できていなくてちょっと落ち込んでいますが、その程度かと思われても仕方ない、今は仕方ないんだと思って、嫌味を言われても何にも出来てないって言われても耐えます。はははっ。笑い飛ばしちゃえ。


これで病院通いはなくなってしまいますが、がん治療はまだ続きます。ホルモン治療薬を飲んで、日々ホットフラッシュと戦いつつ、手のこわばり(手術した右ではなくて、手術していない左手の関節が動かなくなります)を無理やり伸ばしたりして、リンパ浮腫にも気をつけながら、そう、まずはダイエット。
今日はお客さんがあってケーキ食べちゃったけどね!
お昼ごはんもサンドイッチ食べちゃったけどね!
ついでに蒸しパンも食べちゃったけどね!
6時以後は食べないでしっかり仕事しようと思います。


頑張ることいっぱい。今日明日が山場です。生きるか死ぬか。いろいろ周りが判断するときなので、毎日緊張しています。
上司が私が余りに仕事が出来ていないのであきれていますが、それはつまり伸びしろがあるってことですから、プラスに考えて、今の自分がマイナスにいるなら、あとは上を目指すだけだと思って頑張ります。


頑張れ自分!だめな自分だっていいじゃないか、出来ない自分だっていいじゃないか。くびになったって良いじゃないか、ただ生きてるだけで良いじゃないか。


読書の秋・・・あれもう冬やんか!

家と職場が近いと、読書をしなくなります。
今まで私の読書時間は電車の中でした。パリで仕事していたときも、埼玉の自宅から三鷹まで片道3時間かけて通っていたときも、お台場まで片道2時間通っていたときも、読書があってかなりリフレッシュできていたし、読書しないとなんだか狭量な人間になりそうで、本をともかくよく読もうと思っていたのですが。
今は職場まで30分しかないので読書の時間はないのです。


なので、ここのところ、睡眠の前30分くらいは読書しようと習慣づけました。
毎晩、読んでます。寝る前に読むので、前日に読んだ内容を忘れてしまい、大体しおりを入れたところの2,3ページ前から読み直しですし、面白いとついつい寝る時間を忘れてしまうこともありました。
でも、「寝る時間を見つけるために読む」というふうにしてみました。区切りを探すのです。その区切りがすごくいい区切りだととてもうれしいし、区切るにはもったいないちょっといいシーンなのに区切ってしまうと翌日の睡眠前が楽しみになるし。


今は19世紀の世界的名著を読んでいます。フランス文学を読んだら次はフランス以外、そしてまたフランス文学に戻る、みたいな感じの順番です。19世紀文学なので、社交界とか貴族とかそういう雰囲気のものばかりです。でも今まで私はまじめにそういう古典的名著を読んでいなかったので、世界の十大小説くらいは読んでおこうと思っています。


今、私らしくなく、オスカーワイルドを読んでいるんですが、私にとってはオスカーワイルドの作品はくすっと笑ってしまうことが多いです。まじめに書いているんでしょうけれど笑える。寓意的な話なんだけどちょくちょく芸術家気取りなワイルド哲学をはさむんですよね、その哲学が、だいたい笑える。なるほど面白い!と笑うこともあるけど大体は「そんなことあるわけないやろ」って感じで笑ってしまいます。「獄中記」なんかもうかなり笑えました。ていうか、自らの哲学をそのまま文学の中でダイレクトに語ることにたいして、ああ浅はかだなと思ってしまうのです。
オスカーワイルドファンの方には申し訳ない。まじめな話なのに笑わせていただいています。いろんな知識が断片的に取り入れられていて博識なんだろうなと思うんですが、そこもちょっと笑える。なんというか、思い込みの激しい頭の固いおじさんみたいだ。じゃあ何で読むんでしょうね、やっぱり時代や国を超えた普遍的な何かがあると思っているからです。断片的に笑えても、何か期待できるものがあるんですよね。


次はフランス文学に戻りますが「赤と黒」ですかね。支離滅裂らしいので楽しみです。きっと笑えるでしょう。フランス文学ってユーモアがあっていいですね。
前に読んでいたトルストイの「復活」は、ちょっとつらかったですね、人間の痛いところをぐさっと突っ込む上に、ゆがみない眼で物事を捉えているので、現実の厳しさに投影してしまってちょっと読むのにつらかったです。話の展開も冗長だったし、しばらくいいかなと思っています。ロシア人ならやっぱりドストエフスキーのほうがいいです。


現代人の作家の本も読みたいですが、2012年に帰国して以来、現代の作家さんの作品で納得いく作品に出会いませんでした。みんな、本を床に叩きつけて「金返せ!」状態でした。なんというか、浅いというか、面白さがないというか、はっとさせられる何かがなかった。ひょっとしたら私に文学的背景がないからと思って古典的名著から蓄積をしようとしているのですが、これでも一応パリでは日本文学を教えていたので、それなりに文学を見る方法を知っているわけです。が。面白い本ないですねー。きっとあるんでしょうけれど私のところには来ないですねー。


さて、寝よう。明日(今日)は学会準備で忙しいはず。まだデータ解析できてないのにどうしよう。まあいいか。読書して頭切り替えて明日は最後の放射線治療。


おやすみなさい