ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

やすみ~読書~ピアノ~

何と悠々自適な。


昨晩、寝不足だったので11時半に寝てしまい、ぐっすり、昼まで寝ようと思っていましたが、7時起きで優雅に朝ごはん~。


今日は荷物が届くぞ、12時までに届く。そう思って待っていました。編み上げショートブーツと、本。


本は、書評が出ていたので、10月に出た本ですが衝動買いしてしまいました。外国人女性が日本の近代文学をどう読んでいるのかというのを知りたかったのです。なので、到着後、虫太郎を中断してこちらをガシガシ読んでいました。


でも、うーん。ちょっとな。これもブックオフ行きだなと。
外国人女性から見た近代文学は面白んだけど、私がそのサンプルになっている本を読んでいないというか、読んでいるものも、捉え方が全然違うというか、何よりこの本の売り込み文句と書いてあることが違って期待外れだったという感じです。


3時にエクレアでおやつ~。
4時からピアノ~。
6時になって夕飯づくり~。
7時半くらいからピアノとヴァイオリン~。


なんと優雅な休日。
しばらく優雅な休日はないですからね。


しかし皆さん曲の暗譜ってどうやってやっているんでしょう。暗譜で困ったことがないのでどうやって暗譜しているのかわからないんですよね。だけど、今回スクリャービンのOp8-12の方は練習時間が1か月もないので、その期間に覚えなければいけない。同じ旋律の繰り返しはあるけれど、伴奏が微妙に違ってくるから、覚えられない…。和声は覚えているから、その和声の中の何かの音は取れるんだけど、楽譜と違ってしまうことが多くて、迫力がいまいち。勝手に作曲したらやっぱりスクリャービンに失礼でしょう?だから、頑張って暗譜したいんですが、どうするんだろう。


日曜レッスンだから、先生に聞きましょう。前の芸大の先生も私と同じタイプで、音感があるから暗譜に苦労しなかったそうです。だから暗譜の仕方が分からないと言っていました。


まあ、前にショパンのバルカローレを1か月くらいで暗譜できたので、何とかなるでしょう。


最近毎晩練習後に37.7度くらいの微熱が出ています。頭痛いんです。何でだろう~。これも土曜に病院に行くので聞いてみようと思います。
病院、大変だなあ。薬の変更、今はやりたくないんだけど…待ってもらえないかなあ。


よし、ヴァイオリン夜の練習は7時半くらいから始めます。
頑張ろう。

眠い…出勤日でした。

職場のノートPCで、日々職場のサーバとは言えないゲーミングマシンにリモートデスクトップで入って作業する日々ですが、今日は週に一度の出勤日。昨日12時半くらいに寝て、起きたの5時半だから、5時間睡眠、眠いよう。


でも朝はイライラむかむかして電車の中で眠れなくて、ますますイライラむかむかしてきて、本当にこの会社を勤め上げる理由があるんだろうかと、つくづく考えてしまいます。でも下請け業者は絶対嫌だし、なんか小さいことでも世界で一番のものを持っている今の会社にはいる価値があるんですよね。何より在宅勤務OKなところがいいですよね。私が最初のデータサイエンティスト、私が最初の在宅勤務だそうですが。


行っても腹立つ奴はいないので、悠々自適に仕事しようと思って、まずは職場においてあるゲーミングマシンのウイルスソフトの更新から。


ネットにつながっていて勝手に更新するものだから、更新したら、うまくウイルスソフトが立ち上がらなくなってしまったので、月曜からネットに極力つながないで放置している状態でした。データのダウンロードもできないし、セーフモードでレジストリいじるなんて前世紀なことはリモートデスクトップではできず(いろいろ調べたのですが、リモートデスクトップではセーフモードで接続できないそうです。当たり前か、最小限の機能だけ残しているわけだから)、今日は朝出勤してから、ディスプレイを持って、3階から地下一階のサーバ室に降りて(サーバ室といっても私の家のトイレの方が広い)、そこで窮屈に立ったまま、ウイルスソフトのアップデートではなく、再インストールをしました。


ウイルスソフトはいろいろあるのですが、一度インストールすると、結構深いところの情報まで書き換えてしまうので、削除するのにめんどくさいレジストリいじりをすることになります。いいウイルスソフトはないですかねえ…。あとこれだけリモートワークが流行っているのだから、セーフモードでリモートデスクトップ機能を持たせてほしいです。


まあでも午前中で1時間くらいで終わりました(1時間かかるのかよ!大仕事だよ!)。午後は海外から来ている支社の方とディスカッションです。なんの話題だったっけかな。いやもう最近物忘れ激しくて、恨みは覚えてるけど、新たな知識がなかなか入らない感じです。


英語でディスカッションだったんですが、フランス語が分かる人だったので、ところどころフランス語になってました。ごめんなさい。これほんと、EUの会社に出張になる前に直さないとダメですね。行く先がベネルクスなので、フランス語も通じますけど…。相手の行ってることはわかるんですよ、でも条件反射で、フランス語の方が先に出てくるんです。もう帰国して10年になるのに、しつこく覚えてますね。もう身体に染みついて取れないんでしょう。私はフランス語圏にしか行かないです~。


いい人の方の上司が大変な気分屋で、今日はイライラせかせかしていてものにあたるわ人にあたるわ。悪い人じゃないし、私の事尊重してくれていたからいいんだけど、気分によって本当にムラがあるから厄介です。恐る恐る隣で仕事してました。緊張した。なんて思われているのか、上司の行動のいちいちが気になってなかなか真剣に取り組めなかったです。


てか、真面な人間が、うちの会社にはいないのか。
てか、今までいたところがそもそも真面だったのか。まあそうですよね、周り見渡してみんな旧帝大以上の博士持ちの集団ってどうよですよね。そんな中でぬくぬくとうまくやっていたのだから、そちらの方が大変で、今の環境の方が普通なんだろうなと思います。


いろんな人がいるけれど、カス元上司だけは許せない。どうしたら、この毎日のカッと火が付くイライラが落ち着くでしょうか。下手すると一日中怒ってますからね、ヴァイオリンの音が本当に怒っている音になるのが困ります。感情が音楽に現れるのはプロとは言えないんですが、本当に気をつけようと思います。


粛々と、今日もスクリャービンに向かい合いたかった。ピアノ弾ける時間に帰れなかった。ああもう時間ない~。


ともかく眠いのでがーっと寝てしまいます。
「フランス語で読む星の王子様」ともう一冊この10月に出版された本を衝動買いしました。明日届きます。楽しみ。

11月1日は万聖節です。

昨日はハロウィンでしたが、その起源はなんだか知ってます?
ちなみにフランスではハロウィンはなかったしそもそもカボチャもありません(地域によってはありますが、少なくともパリでは、マルシェにたまにあるくらいです)。八百屋さんに行ってもかぼちゃは売っていません。大事なのは11月1日の祝日のトゥッサン、諸聖人の日、あるいは万聖節ですね。キリスト教の聖人全員を祭った日なのです。で、あけて2日が死者の日となり、この日は日本のお盆のように、あの世に行ってしまったご先祖様が帰ってくるとされています。前後してバカンスを取ります。帰省してお墓参りするので。まさに西洋のお盆ですね。


ハロウィンはもともとヨーロッパに現住していたケルト人の夏の終わり(季節は基本夏と冬しかない)の、あの世とこの世が近くなる日と考えられていました。冬に入るにあたって、太陽が死んでしまうと考えられ、その時にあの世から悪魔もやってくる。襲われないように悪魔の格好しなきゃ、という感じです。魔除けのために火をたいたり光を持ち歩いたり、魔除けのグッズを作ったりしていたそうです。
この文化はキリスト教に利用されなかったために、ヨーロッパ大陸のほうには残らなかったようです。現在のハロウィンは、ざっくりいうと、アイルランド経由アメリカ経由、現在は日本やその他の国でお祭りになったものです。


それで、一方のヨーロッパ大陸というかキリスト教圏では、翌日の11月1日のほうを祭る文化が、キリスト教によって残された形になります。


万節祭も、ヨーロッパの先住民族ケルト民族の季節祭り(季節区切り)が起源となっています。冬の始まりとか、農作物の収穫が終わって先祖にお祈りする日となっています。イメージとしては新年でしょうか。


その昔はフランスやドイツあたりまでにも住んでいたケルト人ですが、彼らの祝日はキリスト教の祝日となって残されています。ハロウィンはそこに含まれていないのです。ヨーロッパではそういうわけなので、万聖節のほうがメジャーです。


ちなみにクリスマスは、ミトラ教とか、メソポタミアの文明に起源があります。クリスマスは「キリストの誕生を記念する日」であって、イエスのお誕生日ではありません。イエスの誕生日は不明なのです。キリスト教の祭日には、東西の宗教や民族の伝統が組み込まれているので、いちいち解き明かしていくと面白いです。


というわけで今日は諸聖人の日で、翌日2日は死者の日です。大体は11月1日にお墓参りをします。お盆みたいな日がカトリック圏にもあるというのは興味深いことです。キリスト教では、死んだら人は裁きの日まで天国の門の前で待つという考えだったのが、死後「天国」か「地獄」のどちらかに行くことになり、そのうち「煉獄」というご都合主義的あの世が開発されます。死者は行き先が決められてしまうので、キリスト教(正確にはユダヤ教)的には死者の魂が帰ってくることはないんですが、ケルト的な土着信仰には死者が帰ってくる伝承が多く、それを受け継いでヨーロッパのカトリック圏では死者が帰ってくる死者の日とされているようです。


死者を悼む気持ちは世界共通だと私は思っています。それが、日本みたいなお盆だったり、トゥッサン(万聖節)だったり。フランス人に意外とお盆がすんなり受け入れられているのはトゥッサンがあるからなんだろうなと思います。


一方で、ハロウィンがこんなお祭りになったのは本当に最近のことで。だって私たち子どものころにはそんなものはなかったですもの。お菓子屋さんの知人は、洋菓子業界の商業戦略だといいます。ちなみにヴァレンタインデーはまさにお菓子屋さんの商業戦略が文化を変えた現象の一つです。私がフランスにいたころは、まだヴァレンタインデーにチョコレートを贈るという習慣はありませんでした。大体、旦那さんが奥さんに一輪のバラを持って帰るというのが普通で、私がパリから帰るころに、大々的に商業施設がヴァレンタインデーを持ち上げて、ショコラティエがそれを記念して特別なショコラを販売するようになりました。なので、ヴァレンタインデーも最近のことなのです。


「諸聖人の祝日」という休日ですが、これは宗教的な事情により便宜的に作られたものです。キリスト教圏では、毎日誰か聖人の日になっていて、聖人の日カレンダーも販売されています。聖人はたくさんいますから(365人以上は確実にいます)、自分のクリスチャンネームに由来する聖人の日を別個にお祝いしたりします。毎日違う人が違う聖人を祭り上げていてはとても管理ができんというので、教会がそれらを統合して、もともとケルトの祭日であった11月1日を、「諸聖人の日」としたわけです。いろいろ事情はあるけれどざっくりいうとこうなります。


私もクリスチャンなのでクリスチャンネームを持っていますが、その人の聖人の日と私の誕生日とは関係なさそうです。クリスチャンネームの名付け親もいて、もう全然連絡とっていませんが、子供のころはもう一人の親として敬っていました。確か洗礼の時に立ち会ってくれる人なんだったと思います。


そうしてハロウィンが日本の渋谷に人々が集まる日になってしまっているのはどういうことなのだろうかと本当に不思議に思います。日本、全然ケルト人と関係ないやん。まあ、商業戦略を打ち立てたのが日本だから、世界的にハロウィンを広める影響力はあったのだろうと思いますが。あと、渋谷のスクランブル交差点が面白いからマスコミで取り上げられて、渋谷に人が集まるようになってしまったのか…。コスプレ文化とかも日本でかなり発展しているので、日本で皆さんやるようになったのか…。


ハロウィンはもう日本の風物詩ですね。
お祭りするのはいいと思うけれど、例えば渋谷周辺を特区みたいにしてしまい、危険物及び酒類を持っていない人だけを入れるとか、歩いて通ってすぐ帰るように習慣づけるとか、立ち止まり禁止とかにしないと(スマホ落として立ち止まるとか危なくて見てられん)、なんだか怖いことになりそうで、見ていて危なっかしいですね。警察が頑張ってくれていますが、大丈夫なのかなと心配になってしまいます。


お盆のお祭りもこのくらい混むところありますよね。
世界中から渋谷に来なくてもいいじゃないですか、地元でやれば。


私は単にかぼちゃが好きなので、パンプキンスイーツのたくさん出るこの時期は個人的に好きです。ワクワクします。太ります。


黄色いシーズンが終わると、これからは赤と緑のシーズンですね。
青色発光ダイオードが開発され商品化されたときに私はパリにいて、パリのクリスマスがブルーだった記憶があります。シャンゼリゼ通りがブルーで彩られていて、落ち着いて静かなクリスマスでいいなと思った記憶があります。
ブルーはマリア様の色なので、マリア崇拝を嫌うプロテスタントからはいろいろ言われちゃいそうですが、とてもきれいでしたよ~。


腫れてた指が、昨日まではおさまってたんですが、楽器を練習したのでまたひどく腫れてきて痛むんですが練習すべきでしょうか。いや、一日たりとも練習をおろそかにしてはいけない。明日出勤で練習出来なさそうだから頑張ろう。