ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

やばいやばいやばいやばい。まったく弾けてない!!どうしよう!!

狼狽しております。まじやばい。今世紀最大のピンチ!本当のピンチ!


よくレッスンに持って行けたなこれ。ってくらい弾けてません。
でも明日だからね。
今日、できないところは全部できるようにしておかないと。取り合えず昼から。


と思って、朝はゆっくりまったりしておりましたら、8時には大工さんたちが。
そうだ、今日は大工さんたち来る日だった。


顔出して、午前中はものすごい家の揺れと響きの中で寝ようと頑張っていました。


寝られるかい!!


午後1時から練習開始、まず3時まで。ひたすら通して行方不明にならないよう、異次元に入らないよう、スクリャービン領域展開。
4時半から6時半まで練習。♩=60で完璧に。いやこれが。速く弾くと弾けてるんだけど、こうやって細分化してやると、音覚えてないし、弾けてないし、もう、うああああああああああわたしもうだめかもしれない!!


ご飯は何かエネルギーのあるものと思って、作らないでコンビニで。ナポリタン。あとバナナ買ってきました。やっぱりバナナが一番エネルギー出る。1本100円。


8時くらいからまた練習します。まだゆっくりで通す。3楽章なんで間違えるんだろう…あんなに簡単なのに。確かに片手で3声くらい弾きますけど…。


今日は文字通り家を壊してました。


家の正面から見るとこんな感じ。土を全部取って、木の板もはがした感じです。


このくみきは使えるのかな?打ち合わせでは全部取り換えるって言ってたけど、まだ使えそう。


家の中から見るとこんな感じ。こっちの組木は再利用するそうです。左側に障子が映っていますが、あの辺が全部サッシになります。正面の壁は昔の壁。竹で編んだ基礎にわらと土をくっつけてできてます。右側は日当たりのいい方の天井で、こっちの天井は撤去してなかったので、残すのかな?



家の日当たりのいいほうの景色。天井に板があるけどこれも替えるんだろう。
障子が懐かしい感じですね。みんな昔はここで暮らしてたんです。大家族だったから。


庭の方から見るともう本当に骨組みだけですね。
方針としては、使える素材は使いたいとのこと、なるべく、古民家として残したいから、私もそれを希望しています。


がんがん、すごかったんですよ。ピアノに集中できなくて。
いや、ピアノに集中できない理由にしてはいけない。


これから練習頑張ります。10時まで。その前にエナジードリンク!

しごとどころじゃないよやばいよやばいよ+屋根撤去

ほんとやばい、マジでヤバイ。なんとあんな簡単な3楽章が絶対間違える。速度落としても音感が身についていないから変なところおさえる。音が分かれば…そこはスクリャービンだからどうしてその音??って音がある。


4楽章はもうゆっくり弾くことにしてるんですが、とまることはあっても最後まで通ります。暗譜はできている感じです。速くはしないけれど、緩急をつけることで工夫をして、聞いていて飽きない演奏を目指しています。


今日は7時起きで、確か大工さんがくるからと早めに準備。ごみ捨てにでて、牛乳を買いに行こうとしたときに、駐車場に大工さんたち集合中。はやくないか?まだ8時前やぞ?


寂しいね、今までお世話になった屋根だからね。だいくさんも、これだけのものを取るのは大変よって言ってました。10人くらい来てました。


朝早く、仕事前に、屋根に上らせてもらい、越屋根にお清めをさせていただきました。


この越屋根は石膏とヒノキ造りで150年前のものがそのまま残っているそうです。


私はお塩をまいて、大工さんがお酒をまいてくれました。

クレーンで、もっこというやつに瓦を入れて、ダンプにざざーーっと。
意外と高くまで上げるんですね…。


ダンプでドナドナされる瓦たち。
江戸の瓦なんだそうです。このダンプ2台分くらいで。まだ1階の屋根が残っているからまた来ますって。

仕事している間に、ぽろぽろ何かが落ちてくる音がすごくしていたいのでなんだろうと思っていたら。土が落ちてきていたんです。


瓦をはがしてみたらこんな状態。今の建築では考えられない。屋根に乗って見せてもらいました。
つまりですね、昔の屋根っていうのは、木の板(お札くらい薄いもの)を木の枠にペタペタ張り付けて、その上に土を載せて、その上に瓦を置いたんだそうです。


とりあえず今日はここまでで、カバーをかぶせるんですが、カバーするにも広すぎて、布をもっこであげてました。


土の質を見てみると、多分秩父セメントと思われます。



もうこの家の様子は見られないので、身バレしないと思うから張っておきます。
私の家です。

仁右衛門じいさんと、さいまつじいさんと、私のおばあちゃんとが住んで、父が相続して、父は住まなかったので、3代住んだ150年物の邸宅です。古式ゆかしい江戸建築だそうで。


なんともね~。さみしいもんですよ。
私は子供の頃から、屋根の上には草が生えていると思っていました。
でも普通の家の屋根には草が生えないんですよね。


古民家の再生、の人たちがやってくれているんです。


寂しいけど、多分、屋根の板をはがした時が一番寂しいだろうな。


ご飯食べたらピアノ。3時間は弾ける!頑張ろう!!

仕事どころじゃないよやばいよやばいよやばいよ!!

もうね…今世紀最大のピンチ!
だって一度も通らないんだもの。


3楽章はいまだに迷うし(曲がゆっくりだから間に合ってるけど)、4楽章は今日は指定テンポの3分の一の遅さでやってもつっかえる。暗譜はできてるけど…。


4楽章の左手のパッセージは地獄のように早いのだけれど、届かないところが数か所ある。まあ、一瞬で飛べばいいんだけど、それさえなければ多分そんなに難しくない曲なんです。


私の思うところのスクリャービンソナタ難易度ランキング
1位 6番(難しくて悪魔的で作曲者も弾かなかった)
2位 5番(3和音の跳躍が地獄。ブラームスのPコン2番が楽勝な人には簡単)
3位 8番(鬼。実質最後のソナタ)
4位 7番(片手で7連符と5連符と3連符と2連符が弾ければ楽勝、あと人間では弾けない音がある)
5位 10番(ピアノの限界を超えた和音)
6位 9番(物語性がありすぎて凝りに凝った演奏ができる点では芸術的にはレベル高い)
7位 3番(4楽章が地獄。手が大きい人には楽勝。音楽的にあまり中身がない)
8位 4番(とても好き明るい。鍵盤の上の運動会だけど反射神経があれば簡単に弾ける)
9位 2番(淡い感じを出すのが大変で、ピアノ表現の粋を極めた作品)
10位 1番(まだ、人間が作る曲の雰囲気が残ってる)


いやマジヤバイ全然弾けてない。ほんとどうしよう。最悪、3楽章だけ???いやいやいやいやいやいや。あれは3楽章と4楽章のアタッカが最高に芸術的なんや!!


ギリギリまで頑張るぞ!!
今日も余裕がないので続きはなし!
練習してきます!