ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

ボヴァリー夫人+ダイエット1クール目結果

フランス語教室に行ってきました。
2つ授業があって、一つ目は、まじめに授業をやりました。この先生で久しぶりにテキストをやったというか…。まあでも私このテキストもう3回くらいやっているので、ほぼ覚えてしまっているんですけどね。人生で何が大事なのかということが話題になり、それぞれ何が大事か、「お金」「家族」というところで私は「コンビニ」と答えてそこから世間話が始まり…結局テキストはほとんどやらなかったな。
2つ目の授業は2人生徒の授業で、もう一人の生徒さんが英語の先生で、最近の授業のやり方(英文はプロジェクターで映し出したり、生徒さんの宿題をメールで受け取ったり)ということについてたくさん話を聞けました。私はほぼ話さず。質問はしたけど、あまり授業に参加できなかった感じです。


せっかくの休みだから、家に帰ってきたら、ルームウェアで過ごしたい!というので、帰ってきてグリーンのワンピースときんぎょそうパーカーに着替えました。せっかく部屋着を用意しているんだから着ないとね。普段は、職場から帰ってきたら速攻パジャマなんですが。
そしてシュークリームにカフェラテでくつろいでいます。こんなにゆったりしてるのに熱は37.1度。うーん。もう慢性化してるんですねきっと。だるいといえばだるいです。でも動けないほどではないです。


さて、1か月かけて「ボヴァリー夫人」読み終えました。話の筋としては、皆さんよくご存じの通り、素直で純朴な奥さんが、不倫と借金を重ねて、すべてが明るみに出ることを恐れて砒素自殺してしまう話なのですが、より純朴だったのは旦那さんの方でしたね。そしてこの話は、旧時代の結婚制度や家族制度、教会制度VS新しい啓蒙時代(啓蒙主義自体は17-18世紀のものですが、ここでは別の意味の啓蒙)が裏に描かれています。薬剤師が最終的に勲章をもらうのは、新しい時代の勝利を言っているのだと思いますが、作者であるフローベールはそのこと自体に是とも非とも思っていないようです。ただ、旧時代の結婚制度の中で生きられなかった、非常に男っぽい主人公のボヴァリー夫人は、自分に忠実であって、新時代の女性といってもいいと思います。その人を破滅させたのは、お金と名誉?なんでしょうね、これは現代でも変わらないテーマだと思います。より現代人のほうがわかりやすい(不倫して借金してたら自殺もしたくなるだろう)と思われます。


文章的にちょっと変わってるなと思ったのですが、私が読んだのは結構最近の訳で、訳文にかなり工夫がなされていることがわかりました。芳川泰久さんという翻訳家の方で、フローベール独特の文法を、なるべく原文に近い形で日本語にしたのだそうです(ちなみに出版は平成27年だそうです)。ほかの版を読んだことがないので、どんなものかはわかりませんが、日本語がちょっと理系的ではなかったところ、最初は読みにくいと思いました。最初にあとがきを読んで、翻訳上の苦労を知っていれば、そういうところが「日本語の読みにくさ」なのではなく「原文の読みにくさ」なのだということが分かったと思います。


しかしこれが、世界の10大文学に入ってるんですね。うーん。まあ、「ゴリオ爺さん」も「赤と黒」もどうして入ってるんだろうと思わされるところがありましたが(私の読みが甘いのかもしれません、ほんとは目覚ましいほどの名作なのかもしれません)、繰り返して読むほどではないかな。次はオースティンあたりを攻めようか、ドストエフスキーにしようか(トルストイは難儀しそうなので最後です)、悩んでおります。まあちょっと離れてライトな本を読むのがいいのかもしれませんね。読む本はたくさん買ってあるので、困ることはありません。

燃焼スープダイエット1クール目の結果です。
今週はうどんばっかり食べてたし、あまり落ちないかもと思っていたら(実際昨日までは500gだった)、1キロ落ちてました。胃腸の中がかなりクリーンになったのと、やっぱり野菜のスープは代謝があがるみたいなのです。引き続き、頑張ります。

さて、私にとっての最もハードな一週間が始まります。会議に、病院に、学会まであります。果たして今週を生き延びられるのか。つぶれないで越えていけるのか。とりあえず笑点見たら燃焼スープ作ってしまおう。

皆様は素敵な一週間をお過ごしください。連休もありますからね。

朝食:具沢山味噌汁
お昼:なし
夜食:味噌煮込みうどん
おやつ:カマンベールチーズのシュークリーム(217kcal)、Soyjoy1本、みかんいくつか。

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