ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

休職5日目:折り返しは雨

今日は朝から雨が降っていたので、畑仕事なし。
午前中は、うちの畑を借りてくれている近所の人が、今年度で畑をやめて海外に行くそうで、あいさつに来られました。もう50歳も過ぎた男の方なのですが、2年間の予定で海外の大学院に行くのだそうです。素晴らしいことです。さらに素晴らしいのは、放送大学で働きながら学位を取得したということです。畑でも無農薬野菜に取り組んでくれて、いろいろ作ってくれてうちにも持ってきてくれたし、そば作って自分でそば打ったりしていたみたいだし、畑の草刈りも懲りもせず(広いんです…)やってくれて、本当にありがたかったです。


さて今後、この、私と母で耕すには広い畑をどうするか。これが我が家の問題になっています。私は月に1度しか来られない、母は月の半分来ても最近腰が痛くて農業もままならない。誰がその農地を活用するのか。更地にしておくと税金が高くなるそうなので、何か生かせる手はないか、なかなか、難しいですね。登記上「農地」になっているので、何か適当に果物のなる木を植えておくというのも手ですが、管理は誰もできないですし、きっとその辺の人が勝手に持って行ってしまいます(実際、栗や梅はいつも見知らぬ人が取っていってしまいます)。果樹園にしたとしても、草刈りはしないといけないし、育てる果物の管理もしなければいけません。大変手がかかります。


駐車場にしてしまうのももったいないし、湧水が出て沢蟹が住んでいるくらいなので環境はよく、今まで無農薬農業をやってきた土地なので、そういう無農薬有機野菜の栽培に熱心な人が使ってくれたらと、願っているのですが…。いい人が現れてくれたら、もちろん無料でお貸しします。場所は埼玉県中央。秩父と熊谷の間くらいです。東武東上線で来られます。農具はそろっています。


今日は台北の故宮博物館のガイドを読んで遊んでいました。渦巻き研究の一環です。1999年に国際会議で台北に行ったときに、こっそり抜け出して行ったんですが、結構大変でした。一般の人が使う路線バスで行こうとして、バス停を探すのに一苦労、バス停を見つけてもバスの人に中国語は通じないので、漢字で書いてバスの運転手さんに見せて、発音を教えてもらって、博物館の前のバス停についたときに、運転手さんが大声でその名前を言ってくれたので、降りることができました。帰りは台北行きのバスがすぐ分かったので大丈夫でしたが、まあよくも言葉が通じないのに路線バスで行こうなんて思ったなあと我ながら思います。同じ会議に出席していた人達も、ちょくちょく抜けて故宮博物館に行っていたらしいですが、皆さんタクシーだったそうで、地元の路線バスを使った私は勇者でした。


当時は若かったから、言葉が通じなくても結構何とかしてましたね。貧乏公務員だったからタクシーを使うという発想がなく(タクシーはよほどの理由がないと精算してくれない)、どこへ行っても現地では地下鉄や鉄道、路線バスを駆使していました。タイとかインドネシアでも乗り合いバスに乗ったりしてましたね。ちなみにいずれも正規の出張なので(海外旅行なんてしたことなかったです)、タクシー代はよほどの理由がない限り精算できません。利用できる交通機関があれば必ずそれを使うこととなっています。いまだにそうです。地域によってはタクシーじゃないと危ないとか、インドの電車なんかは物理的に乗れなかったりするのに、路線がある限り、価格が調べられる限り、そちらの方を利用してくださいとのお達しがあるのです。お役所仕事だからね、柔軟性はないですよ。


中国の渦巻きの話をまとめたいと思っていましたが、陶磁器とか、玉とか、水墨画とか、彫刻とか、面白くて、結局一冊読んでしまいました。それで午後が潰れました。これは読書の読了に含まれるのかな?写真集だから含まないかな?


金曜に東京に帰ることになりました。金曜土曜は東京でまったりのんびり一人で過ごそうと思います。土曜は病院なのでまた症状が改善されないようだったら解決策を相談します。
何か調子は良いようで、今日は37度行きませんでした。柴胡桂枝湯が効いているんでしょうか、36.9度止まりでした。明日はもっと下がるといいな。

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