ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

「ポルトベーロの魔女」とダイエット

パウロ・コエーリョの「ポルトベーロの魔女」を読んでいたら、ダイエットについてのメッセージがありました。


「食事制限なんてわすれてください。私たちが何千年にもわたって連綿と生きてこられたのは、食べることが出来たからです。なのに今日ではそれがまるで悪いことのように受け取られています。なぜでしょうか。なぜ40歳になっても、若いときと同じ体型を維持しなければならないのでしょう。<中略>どうやったらもっといい人生が生きられるかを考えず、体重ばかりにこだわりすぎています。
ですから、忘れてください。本はいくら読んでもいい、運動も好きなだけやればいい、でも、最後は二つに一つ、生きるのをやめるか、太るかです。
食べるときは節度をもって、だけど楽しんで食べてください。悪いのは人間の口に入るものじゃない、出るもののほうです。覚えておいてください、私たちは何千年もの間、うえないように戦ってきたのです。全員が痩せたままでいなければならないなんて誰が決めたんですか?<略>」


食事制限を頑張っていた私にとって、この母神について語られていたスピリチュアルな本からいきなり現実的な警告にびっくりしました。


私は読むべきときにこの本を読んだんだなあと、偶然の神秘に感動しました。
丁度食事制限に疑問を抱いていたときだったからです。
私が太りたくないのは第一にがんの再発をおさえるためです。でもそれで栄養が足りなくて免疫力が下がっては意味がない。しっかり食べて今の体重ならそれでかまわないのではないか。太りすぎなければいいだけではないか。


ということで、食事制限を、やめようと思います。目標体重もやめようと思います。
具体的には、減らしていた炭水化物を食べるようにして、燃焼スープは便利なので続けることにして(もっとバリエーション増やしてシチューにしたりいろいろできそう)、その副菜を肉やフルーツや、食べたいものを食べようと思います。甘いものも、食べ過ぎなければいいだけで、いままでだって食べていたのだから、ぐっとこらえず、計画的に、コンビニスイーツを順番に堪能しようと思います(それはどうだろう)。


ダイエットは、体重を減らすためではなく、太らないため、節度を持って食べるという意味で続けようとは思いますが、あまり痩せることに神経質にならずに、とりあえず今をキープして、日本人として遺伝子に刻まれている主食であるごはんをしっかり食べようと思います。魚定食とか、ハンバーグとか、カツどんとか、そういう避けていたものも、太り過ぎないように注意して食べます。
ダイエットにまわしていたエネルギーを、もっと別のことにむけなければ。それは今しかできないことかもしれません。あと10年経ったら、頭のほうは疲れてしまうだろうし、行動力もなくなってしまうだろうし。


ダイエットブログに登録して早々方向転換ですが、免疫力をあげることに集中していくことを考えようと思います。まずはがんにならないこと。そのために太らないことは大事だけれど、そう、40歳過ぎたんだから、20台のプロポーションは期待しない。


ということで、一応ダイエットは頑張りますが、意味合いが変わりました。しっかり食べて、神経質にならずに、免疫力をあげる食事をとるように考えていこうと思います。免疫Love!

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