ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

手術1年後検診とか

長いです。長くなっちゃった。


午後から検診なので午前中は寝ていて良かったのですが、心配で眠れない。勉強しようにも集中できない。怖いよう…何かできていたらどうしよう。腫瘍ができてたらどうしよう。余命宣告されたらどうしよう。


そんな状況なので、1時間ほど早く昼前に病院へ。検査の予約も取ってあったけれど、予約より1時間早く行っても待つことなく見てくれました。まずはマンモ。ぎゅーっと、つぶされました。こんな痛いこと毎年やらなきゃいけないんだ。手術したほうはまだ痛みが残っているのに、無理やり引っ張られてぎゅっとサンド。だれだよマンモグラフィーなんか考えたやつは…(実は日本人の乳房には合わない測定方法だという意見もあります)。


引き続き超音波エコーで乳房とその周辺を検査。いちいちストップすると、そこに何かあるんじゃないかと心配になってしまう。リンパ節のあたりをぐりぐりされたので、リンパ節転移か??などと戦々恐々としながら超音波エコーを受けていました。


先生の診察と結果発表が4時からだったのですが、検査が終わったのは2時。お昼ごはんを何とか食べようと、病院内にあるカフェに。時間があるから気を紛らわすために勉強しよう、4時まで時間があるし…と思ったら着席した瞬間に先生からの呼び出し(病院では個人に呼び出し機を持たせてあって、いつどこに行けばいいかの指示はその呼び出し機をみて行われるんです)。パンを無理やり口に突っ込み、カフェラテは熱すぎて飲めなかったのでもったいないけどほとんど口をつけずにトレーを返して診察室へ。
「何もなかったですよ。血液検査も、エコーも、マンモもすべて大丈夫でした」
ほっ。


ほっ。


…。ほっ。


あまりに安心してそれ聞いてすぐ部屋を出ようとしてしまった。
そうしたら先生に引き止められて、「最近調子はどうですか?」と聞かれたので、ああそうだったと思い出しました。ホットフラッシュやめまいがひどい話をしたら、漢方薬が処方されました。ホルモン治療をやめるまでにはまだやることがあるから、というので、ホルモン治療は続けることに。まあ、そうなりますよね。で、処方された漢方薬は桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)というもので、丸とついているにもかかわらず顆粒のお薬でした。早速今日から飲みます。


というわけでほっとして薬を処方してもらって、めがねのレンズ交換のために眼科に行き、1時間くらい視力検査をして、そこからめがねのレンズ交換30分、それから買い物、今日はささやかなお祝いでチーズケーキ(ファミマで、なぜか結果にコミットする某会社から出ていた製品があった!)と、コーヒー。よく考えたら朝からチーズばっかりでした(朝食はクリームチーズ入りマフィン、昼はカルツォーネ、そしておやつにチーズケーキ)。


本日スポーツクラブに行く日でしたが、なんだか緊張していた分脱力してしまい、どっと疲れてもう無理。勉強も無理。こうして自分に言い訳してやるべきことをやらないのはあかんと思うけど、本当に無理。それほど、結果が出るまでは緊張していたんだなあと思います。今は笑えるテレビとか見て笑っていたい、きれいな音楽を聴いてゆったりしていたい、という感じです。


毎年毎年、こんな思いをするんですね。そして何年後かには、ひょっとしたら「良くない結果が出ました」といわれるかもしれない。毎年、常にその覚悟はしていないといけないですね。恐怖と戦いながら生きていくのはしんどいですよ。それとも、受け入れる気持ちになれるんだろうか…。


明日から乳がん2年生です(正確には手術をしたのが4月24日なので、その翌日からになるのでしょうけれど、早々2年生を名乗ろうと思います)。治療はまだ続いています。ホットフラッシュやめまいや頭痛と戦いつつ、就職活動もがんばりつつ、資格とったり語学やったり音楽やったりして、自分なりの生き方で生きていくんだろうなあ。
乳がんが自分の人生を変えたと思っていますが、人生が乳がんに左右されたのではないので、これを機会に、好きなことには貪欲に、やるべきことはしっかりやるように、より自分らしく生きられるようにしたいと思います。


あーあかん熱高い。ホットフラッシュじゃない熱が出てる。おやすみなさい。


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