ひまわり畑を夢見るブログ

44歳の時、乳がんの診断。ステージ2。手術して抗がん剤とホルモン治療。仕事と治療の両立の生活記録を残します。

学会締め切り前。頭の中は癌でいっぱい

タイトルのとおりです。
学会の予稿を書きたいのですが、あと、投稿論文の準備もしているのでそれを共著者の方に読んでいただくべく準備したいのですが、職場で、ついつい乳がんに関する記事などを検索する時間が増えました。


午前中、亀田京橋クリニックに、「紹介状はどのくらいで出来ますか?もう新しい病院予約してしまったのですが」と電話をしてみました。そうしたら、ご希望の日時に出来ますよといい返事が返ってきたので、新しい病院にいく前日の夕方までに作っていただくようお願いをしておきました。本当にいい病院だと思います。


また、このクリニックでは電話診療なるものも行っており、前回行った時にはまだ検査中だった生検の結果をこの木曜日に教えてくださるとのこと。最近は病院も便利になりましたね。この結果で、ホルモン剤が効くのかどうかがわかります。



がん治療を受けるに当たっていろいろ準備が必要です。
・仕事先になんというか。
・親になんというか。


治療方針は先生と決めればいいことなので、それほど悩まずにすみそうですが、仕事先と親への告知は私にとってはかなりの難関となります。


まず、仕事先。私は1年単位で更新する有期研究員で、今度の4月からの継続も一応決まっております。が、治療に時間がかかるとなると、継続は取り消し、といわれるんじゃないかと心配です。もしくびになってしまったら、治療を済ませて元気になってからまた研究職に戻るなんて都合のいいことが、出来る若さと資質が私にはないので、今の研究を継続させることでなんとか身を立てていかなければいけない。
抗がん剤の副作用のひどい状態で、仕事が出来るんだろうか。ネットで、抗がん剤治療をしながら仕事をしている人の記事を探したのですが、ほとんど引っかかりませんでした。やっぱり皆さんお休みするのでしょうか。
きっと上司は言うでしょう、結果さえ出していれば、手術で休もうが抗がん剤で辛かろうがかまわない、と。でも抗がん剤の辛さを想像するに、その状態で学問をしていくことは難しく、ペースが落ち、作業の速度も落ち、研究内容も充実させられなくなってしまいそうで、結果など出せるわけがないと思ってしまいます。


研究結果が出せなくて「やめてください」って言われてからやめればいいかな。


もうひとつの問題は母。
母も肺がんの疑いありで、「疑うくらいならとっちゃいましょ」と、8ミリの肺がんらしき腫瘍を取る手術を受けるところです。今は大学の試験中で、毎日遅くまで勉強しているらしいですが、勉強が終わったら病院に術式説明にいくそうです。たぶん、2月か3月か、急がないからそれ以上遅くなるかもしれませんが。
開胸手術ではないそうなので、それほどQOLが落ちる心配はありませんが、それにしても一応自分の心配をしている頃であって、娘が乳がんだなんて聞いたら心配の上に心配をぶっかけたような感じになりますよね。


まだ心配事がありました。
2月、3月は音楽の仕事も入っていて、抗がん剤がすぐ始まるなら2月の仕事はぎりぎり出来るけれど3月の演奏会はひょっとしたら体が辛くて出られないかもしれない・・・せっかくバリバリのプロオケの方とご一緒できるチャンスなのに。


いろいろ心配で仕事が手に付かないのですが、もともと心配性な私は心配がもとで眠れなくなったりするのでレキソタンという薬をいただいていました。今からそれ飲んで学会の予稿の準備しよう。

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